予防メインテナンスMaintenance

予防歯科への想い

ここ最近、歯科の治療は飛躍的に進歩しております。 インプラントについても、もはや特別な治療では無くなってきているように思います。 しかしながら、過去、現在においても自らの歯を超える人工物は出てきていないのが現状です。 歯のメンテナンス受診率と歯の残存率は相関関係にあり、日本においては欧米諸国に比べてどちらも非常に低い数値となっております。 歯を失ってしまう前に、皆様の歯を長く健康に保てますよう尽力して参ります。


歯周病の治療のあとに・または歯周病にならないために、当院では予防メインテナンスに力を入れております。治療を終えたあとに適切なケアを行うことで長きに渡り良好な口腔内を維持して行きましょう。

痛くなってから行く から 痛くなる前に行く へ

「最近歯医者に行ってないな~」「口の中が何か気になるな~」と思っている方はいらっしゃらないでしょうか?
歯周病は痛みが出ないことがほとんどで、気づかぬうちに病気が進行していることがあります。最近の研究では歯周病は歯だけではなく全身にも悪影響を与えることが明らかになっています。

歯医者に怖いイメージをお持ちの方も多いかも知れませんが、早期の虫歯・歯周病であれば最小限の治療で済むことがほとんどです。

一度お口の中の状態を確認してみてはいかがでしょうか。
定期的なメンテナンスを受けていただくことによって、いつまでもご自分の歯で健康的に過ごす事が出来るよう、院長及びスタッフ一同尽力して参ります。

歯を失う原因の7割は予防で抑えられる

歯を失う2大原因と言えば、何が思い浮かびますか?。

答えは「歯周病」と「むし歯」です。

平成17年の8020推進財団の調査によると、第1位は、歯周病(42%)第2位は、むし歯(32%)となっています。

なんと、全体の70%強を占めていることがわかります。

歯周病

歯周病は、歯垢(プラーク)に含まれる歯周病菌が原因で、歯を支える骨(歯槽骨)が溶け、最後には歯が抜けてしまうという実は非常に恐ろしい病気です。日本人の 30 代以上の 8 割が罹っていると言われています。

むし歯

むし歯には段階のレベルがありますが、進行した状態になると神経を取ることになります。

神経を取った歯は、神経がある歯より脆くなるため、やがて歯がボロボロになってしまうことがあります。

早期に発見・治療を行うことで、歯を失わずに済みます。

そのためにも、ぜひ予防をしていきましょう!

治療を終えたら

むし歯の治療を終えたら、それで終わりではありません。

治療を終えると、”もう歯科医院に通わなくてもいい”とお考えになる方も多くいらっしゃるかもしれません。

しかし、治療した部位も含めて口腔内がずっと良い状態のままであるとは限りません。

せっかく治して良好になった口腔内の状態を維持するために、定期的に来院して頂きたいと考えています。

予防ってなに?

予防歯科という言葉を聞いたことはありますか?

予防歯科とは、むし歯や歯周病になってから行う治療ではなく、”むし歯や歯周病にならないように口腔内の管理を行う”という考えの治療となります。

定期的に歯科医院に通っていただくことで、むし歯になりかけの歯を早い段階で発見することができることもありますし、治療した歯や歯肉の状態をチェックすることで、早めの対策とリスクの軽減を期待することできます。

歯周病と全身疾患の関係性

昨今、多くの研究により“歯周病と全身疾患の関係”がわかってきています。

歯周病はお口の中だけの問題というわけではなく、全身疾患と深い関わりがあります。

お口は健康の入り口という言葉があるように、口腔内を良好に保つことで全身の健康に繋がることもあります。未来のご自身の健康のために、是非定期的にメインテナンスでご来院頂きたいと思います。

当院の診療スタッフは全員が歯科衛生士です。

当院に在籍する歯科衛生士が、口腔ケアのプロとして皆さまと関わらせていただきますので、何なりとお気軽にご相談ください。なお、メインテナンスは歯科衛生士担当性となっており、お口の状態の把握からデータ管理まで一人の担当衛生士が一貫して口腔内を守ってまいります。

歯科衛生士 A

ご自分にあった歯ブラシ選びは出来ていますか?
口の中は人それぞれの個性があります。
お一人おひとりに合った歯ブラシやセルフケアグッズをご提案します。

歯科衛生士 B

歯周病のケアは若いうちから始めましょう。
若い頃からのケアが生涯の健康のためにとても大事です。

歯科衛生士 C

メンテナンスでは、歯周病だけでなく、虫歯のチェックも含めトータルでチェックしております。
歯を失うリスクに対して、常に最大限の対応を心掛けております。

うねめ通り歯科クリニックのメインテナンス

1、口腔内の状態チェック

歯や歯肉の状態・噛み合わせの状態・舌や頬粘膜の状態など、口腔内全体の状態を確認します。

2、唾液検査

当院では口腔内のリスク因子を明確にするため、唾液検査を行っております。

短時間で口腔内の状態(質)を診断し、リスクに応じて歯周病やむし歯を未然に防ぐことを目的とし、皆さまそれぞれに合った効果的なホームケアのアドバイスを行っています。

※ご希望の方は、スタッフまでご相談下さい。唾液検査シルハ 3,000円(税込)

3、レントゲン撮影・口腔内写真撮影

現在の状態をより詳しく診断するために撮影を行います。

見た目にはわからない変化もこういった撮影により発見できることがあります。

4、歯肉の検査

ポケットの深さ・プラークの付着・歯の動揺などを確認します。

前回からの改善状態など経年変化で見ていきます。

5、クリーニング

専用の器具器材を使用し、適切な処置を行います。

当院に複数在籍する歯科衛生士によるプロフェッショナルケアとなります。

6、ご説明・アドバイス

状態についてのご説明を行います。

7、ケアグッズ処方

ご家庭でのケアが重要という観点から、皆さまの口腔内の状態に合ったケアグッズをご提案します。

ホームページ掲載のため、半個室のドアを開けて撮影しております。
実際の診療時にはドアを閉めてプライベート空間確保しておりますのでご安心ください。

半個室

当院歯科衛生士より皆さまへ